本場のコロニヘーヴ

さて今日は本場（＝デンマーク）のコロニヘーヴと日本の家庭菜園の異なる点を紹介しよう！

まずは広さ。デンマークの１区画の平均は４００m２にも上る広さ。これを全部畑にしたら大変！なので、芝生が植えられているコロニヘーヴがほとんど。実は区画の面積の一番大きいのは芝生。そして花が植えられているスペースもかなり広い。

実のなる木（リンゴ、プルーン、洋梨などなど）も必ずある。畑の面積は区画のほんの一部なので、日本の家庭菜園との面積とそんなには変わらないかも。でも、周りの芝生、花がある事によってちいさな庭になっているのはとても魅力的だと思う。

小屋は４０m２〜５０m２の広さの小屋が多いですが、もっと狭いところもある。簡単な料理が作れるように小さなキッチンも整備されている。電気があるコロニヘーヴもあれば電気がないところもある。デンマークでは、５月から１０月の間、コロニヘーヴで泊まる事が許されているので、ベッドまたはソファベッドが置かれている。各区画に小屋があるので、自分だけのもの。

もうひとつの大きな違いは、区画の周りに必ず垣根があること。プライバシーを守るためでもあるし、区画をはっきり分ける為でもある。ただし、庭のきれいな花やゴルフ場のグリーンの様な鮮やかな芝生を他の人が覗けるように高さが制限されているコロニヘーヴも多い！

ちなみに、２００１年に、デンマークでコロニヘーヴを大切にするため国の法律まで定められた！詳しく読みたい人はここからダウンロードしてください。

和田さんが以前書いたMOGU MAGAの記事もぜひご参考ください。